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犬に牛乳をあげちゃだめ!理由と飲んだ時の症状を犬の管理栄養士が解説

犬に牛乳をあげちゃだめ!理由と飲んだ時の症状を犬の管理栄養士が解説
悩んでいる人

犬に牛乳をあげてはいけないのはなぜですか?もしも飲んでしまったら、どんな症状が出てしまうのかも知りたいです。

こんな質問に答えます!

この記事を書いた人
  • 犬の管理栄養士
  • ペット飼育歴15年以上
  • 元ペット保険屋さん
すずきちです
目次

犬が牛乳を飲んではいけない理由

悩んでいる人

なぜ犬に牛乳をあげてはいけないのですか?

牛乳には犬にとって消化が苦手な成分「乳糖」が含まれている

牛乳には「乳糖」と呼ばれる甘味成分が含まれています。この乳糖を分解するためには「ラクターゼ」という消化酵素が必要です。

しかし、犬はラクターゼをあまり分泌できません。そのため、乳糖をうまく消化できず、下痢のような消化器症状を引き起こしてしまうのです。

犬が牛乳を飲んだ時の症状

悩んでいる人

もしも犬が牛乳を飲んでしまったら、どのような症状がでますか?

犬が牛乳を誤飲してしまうと、以下のような症状が現れるおそれがあります。

牛乳誤飲の症状

  • 下痢
  • 脱水症状

犬が牛乳を大量に飲んでしまうと、水のような下痢をたくさんするようになります。それに伴い体内の水分量が低下し、脱水症状を併発するおそれもあります。

犬にとって危険な牛乳の量

悩んでいる人

犬がどのくらい牛乳を飲んでしまうと中毒症状が現れるのでしょう?

犬がどのくらい牛乳を飲むと下痢になるかは判明していません。

人の場合は、乳糖に耐性を持たない体重50㎏の成人が250ml以上の牛乳を飲むと、下痢のような消化器症状がでるとされています。

こちらを参考にするとすれば、犬の体重1kgあたり5ml以上牛乳を飲むと、犬が下痢になってしまうと考えられます。

ただし、犬と人間の体の作りは違うので、上記は参考程度にしておきましょう。

犬が牛乳を飲んでしまった時の対処法

悩んでいる人

犬が牛乳を誤って飲んでしまったら、何をすればいいでしょうか?

犬が牛乳を誤飲してしまっても、自宅でできることは特にありません。

少量であれば下痢にならない場合もあります。様子を見て、もしも激しい下痢や嘔吐などの症状が出たら動物病院を受診しましょう。

犬の牛乳誤飲に対する動物病院での治療内容

悩んでいる人

牛乳を犬が飲んでしまったとき、病院ではどのような治療をするのですか?治療費がいくら掛かるかも知りたいです。

対処療法

症状が深刻でない場合は対処療法が行われます。例えば下痢がひどい場合は、投薬による症状の緩和や、皮膚下点滴による水分補給が行われます。

治療費の目安

3,000円程度

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