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犬にカリフラワーをあげても大丈夫!与え方や食べていい量を犬の管理栄養士が解説

犬にカリフラワーをあげても大丈夫!与え方や食べていい量を犬の管理栄養士が解説
悩んでいる人

犬にカリフラワーをあげてもいいのでしょうか?危険な成分が含まれていないか心配です。

こんな悩みに答えます!

この記事を書いた人
  • 犬の管理栄養士
  • ペット飼育歴15年以上
  • 元ペット保険屋さん
すずきちです
目次

カリフラワーは犬が食べても大丈夫な食べ物

悩んでいる人

犬はカリフラワーを食べてもいいですか?

犬がカリフラワーを食べても問題ありません。カリフラワーはドッグフードの原材料としても使われています。

カリフラワーが原材料として含まれるドッグフード

悩んでいる人

カリフラワーが使われているドッグフードを教えてください。

カリフラワーは犬用の手作りごはんに使われています。

カリフラワーを原材料に含むドッグフード

カリフラワーの与え方は?

悩んでいる人

犬にカリフラワーをあげるときはどうすればいいのでしょう。

カリフラワーは茹でてから、細かく刻んで犬に与える

生のカリフラワーは硬く、犬の消化に良くないので与えてはいけません。

犬にあげるカリフラワーはやわらかく茹でたものにしましょう。また、犬が食べやすい大きさにカリフラワーを切ってあげてください。

冷凍カリフラワーライスは加熱すれば与えて大丈夫

冷凍コーナーで見かけるカリフラワーライスは、生のカリフラワーを細かく砕いたものを冷凍しています。

そのため、加熱すれば犬に問題なく与えられます。レンジでチンすると簡単です。

犬にあげてもいいカリフラワーの量

悩んでいる人

うちの愛犬にはどのくらいカリフラワーをあげてもいいのか知りたいです。

カリフラワーは犬におやつとしてあげましょう。1日に与えてもいいおやつの量は、犬の1日に必要なカロリーの10~20%程度です。

ただしカリフラワーは低カロリーなため、カロリー基準で考えると与えすぎになってしまいます。

そこで犬に与える量は、カリフラワーに含まれる水分から計算します。

超小型犬(体重4kg未満):トイプードル、チワワ、マルチーズなど

23~39g カリフラワー1/2房くらい

小型犬(体重10kg未満):柴犬、ミニチュアダックスフンド、シーズーなど

46g~72g カリフラワー1房~1.5房くらい

中型犬(体重25kg未満):コーギー、フレンチブルドッグ、ボーダーコリーなど

83g~150 カリフラワー2房~3房くらい

大型犬(体重25kg以上):ゴールデンレトリバー、秋田犬、ダルメシアンなど

155g~220g カリフラワー3房~4房くらい

※上記はあくまで目安であり、実際の犬の体格や運動量、避妊去勢の有無によって変わってきます。また、本来犬の食事は主食であるドッグフードでまかなうのが理想的です。

おすすめのドッグフードについては別記事で解説していますので、参考にしてください。

>> 【犬の管理栄養士が選定】愛犬に一度は食べさせて欲しいドッグフードおすすめランキング!

カリフラワーを犬に与えるメリット

悩んでいる人

カリフラワーには犬の健康に役立つ成分は入ってますか?

カリフラワーには、以下のような犬の健康に役立つ成分が含まれています。

カリフラワーに含まれる栄養成分
  • ビタミンC
  • ビタミンK
  • カリウム
  • 葉酸
  • 食物繊維

ビタミンC

ビタミンCは抗酸化作用のあるビタミンで、犬の老化防止に役立ちます。

ビタミンK

ビタミンKはたんぱく質の代謝に関与し、カルシウムを骨に沈着させる働きをします。

カリウム

カリウムは犬の体内の余分な塩分を排出したり、犬の筋肉収縮を促進させたりします。

葉酸

葉酸は犬のDNAの合成や、赤血球の生成に関わる栄養素です。貧血の予防を期待できます。

食物繊維

カリフラワーには食物繊維が豊富です。犬の腸内環境を整え、便通を改善させます。

犬にカリフラワーをあげるときの注意点や、あげてはいけない場合

悩んでいる人

犬にカリフラワーを食べさせるときに気を付けなくてはいけないことはありますか?

生のカリフラワーは犬にあげてはいけない

生のカリフラワーを犬に与えると、消化不良の原因となります。

犬が消化不良を起こしてしまうと、下痢のような消化器症状を現れるので、犬には生のカリフラワーを与えないようにしましょう。

カリフラワーアレルギーに注意する

どんな食べ物にも食物アレルギーの懸念があります。初めて犬にカリフラワーを与える場合は、まず少量与えて様子を見ましょう。

犬がカリフラワーを食べたあと、嘔吐や下痢のような症状が見られたらカリフラワーアレルギーが疑われます。

与えるのを中止して、症状が悪化するようであれば動物病院に連れて行きましょう。

甲状腺に異常がある犬にはカリフラワーを与えない

カリフラワーにはヨウ素の吸収を阻害する、ゴイトロゲンが含まれます。

ヨウ素は甲状腺ホルモンの分泌に関わるので、阻害されると甲状腺に負担をかけてしまいます。

健康な犬であれば問題ありませんが、甲状腺疾患がある犬には悪影響となるため、カリフラワーを与えてはいけません。

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