
犬に豆腐をあげてもいいのでしょうか?危険な成分が含まれていないか心配です。
こんな悩みに答えます!
- 犬に豆腐をあげてもいいのか
- 犬に豆腐をあげる方法
- 犬にあげてもいい豆腐の量
- 犬に豆腐をあげるメリット
- 犬に豆腐をあげるときの注意点
ヘルシーで栄養価が高く、ダイエット食としても人気の豆腐ですが、わんちゃんにあげてもいいのでしょう?今回はそんな疑問にお答えしていきます!
豆腐は犬が食べても大丈夫な食べ物



犬は豆腐を食べてもいいですか?
犬が豆腐を食べても問題ありません!豆腐はドッグフードの原材料としても使われています。
豆腐が原材料として含まれるドッグフード



豆腐が使われているドッグフードを教えてください。
豆腐はフリーズドライのようなドッグフードとして販売されています。
豆腐の与え方は?



犬に豆腐をあげるときはどうすればいいのでしょう。
犬に豆腐をあげるときは常温にもどして、ほぐしてからあげる
冷蔵庫から出したままの豆腐は冷たすぎるため、犬がお腹を壊す原因となってしまいます。犬に豆腐をあげるときは冷蔵庫から出しておき、常温に戻しておきましょう。
また、豆腐は丸ごと与えず、ほぐして犬の食べやすい大きさにしてあげてください!
絹ごし豆腐・木綿豆腐、どちらを犬にあげても大丈夫
犬にあげてはいけない豆腐の種類はありません。絹ごしでも、木綿豆腐でも犬に与えて大丈夫です。
犬にあげてもいい豆腐の量



うちの愛犬にはどのくらい豆腐をあげてもいいのか知りたいです。
豆腐は犬におやつとしてあげましょう!1日に与えてもいいおやつの量は、犬の1日に必要なカロリーの10~20%程度です。
豆腐は低カロリーのため、犬に与えてもいい量をカロリー基準で考えると与え過ぎになります。
そこで犬に与えてもいい豆腐の量は、豆腐に含まれる水分量から計算します。ここでは豆腐1丁、約400gで計算しています。
超小型犬(体重4kg未満):トイプードル、チワワ、マルチーズなど
20g~40g 豆腐10分の1丁くらい
小型犬(体重10kg未満):柴犬、ミニチュアダックスフンド、シーズーなど
45g~75g 豆腐8分の1丁くらい
中型犬(体重25kg未満):コーギー、フレンチブルドッグ、ボーダーコリーなど
85g~155g 豆腐5分の1丁~5分の2丁くらい
大型犬(体重25kg以上):ゴールデンレトリバー、秋田犬、ダルメシアンなど
160g~220g 豆腐半丁くらい
※上記はあくまで目安であり、実際の犬の体格や運動量、避妊去勢の有無によって変わってきます。また、本来犬の食事は主食であるドッグフードでまかなうのが理想的です。
おすすめのドッグフードについては別記事で解説していますので、参考にしてください。
>> 【犬の管理栄養士が選定】愛犬に一度は食べさせて欲しいドッグフードおすすめランキング!(準備中)
豆腐を犬に与えるメリット



豆腐には犬の健康に役立つ成分は入ってますか?
豆腐はヘルシーなだけでなく、犬の健康に役立つさまざまな栄養成分が含まれています。
- 大豆イソフラボン
- サポニン
- ビタミンE
- ミネラル
- リノール酸
大豆イソフラボン
イソフラボンはポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があります。活性酸素を除去し、犬の細胞を酸化ストレスから守ります。
また、犬の骨を強くし循環器の疾患を予防する効果も期待できます。
サポニン
サポニンにも抗酸化作用があり、そのほか脂肪やコレステロールの吸収を抑制する効果もあります。
ビタミンE
ビタミンEは、犬の激しい運動後の筋肉損傷を軽減する効果が報告されています。
ミネラル
豆腐にはカルシウムやマグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛などのミネラルが含まれており、骨や歯を作る栄養素となります。
リノール酸
リノール酸は必須脂肪酸で、犬の皮膚を乾燥から守り、被毛を健康に保つ効果があります。
犬に豆腐をあげるときの注意点や、あげてはいけない場合



犬に豆腐を食べさせるときに気を付けなくてはいけないことはありますか?
犬にあげる豆腐は薬味や調味料で味付けしない
豆腐は淡泊な味の印象がありますが、犬には味付けせず与えましょう。例えば醤油をつけてしまうと、犬には塩分過多になってしまいます。
豆腐アレルギーに注意する
豆腐にアレルギー反応を示す犬もいるので注意が必要です。初めて犬に豆腐を与えるときは、まず少量を与えてみて、体調に変化がないかよく観察しましょう。
湯豆腐をあげるときは火傷に注意
犬に湯豆腐を与えても大丈夫です。ただし、豆腐が熱すぎると犬が火傷を負ってしまうので注意しましょう。
まとめ「豆腐ヘルシーだけど与えすぎは禁物!」


豆腐は低カロリーですが、意外と水分量があるため与えすぎると犬がお腹を壊す原因になるので注意しましょう。
また豆腐はあくまでおやつやトッピングとして与えるようにし、主食は栄養バランスが整っているドッグフードを与えるようにしてくださいね!